それでも僕は恋をする

 ※青春ど真ん中記事やゴリゴリ恋愛記事をご覧になりたい方ブラウザバック水晶です。

 後先考えないでタイトルだけで人間を釣ろうとしているじゃないか。舐めてんのか人間を。

 人間舐めてる人間を許さないゴリラ｢ウホウホ！｣

 ひぃ、ごめんなさい。

 こんなカスみたいなタイトルでブログの内容薄かったら｢恋｣検索でこのブログに辿り着いた人に申し訳ない、恋エピソードでも書こう。

 僕の出身校は工業高校だった。女子は男子が同学年で190人近くいるのに対し8人。3年目にはクラスのブスなメガネかけてる陰キャ女ですらオタサーの姫と化していた。ほんとにこんなことなるんだって、最初は思ってた。

 そもそもクラス替えが3年間で1回しかなかった。それは本来はないもので先生達のノリで行われた。ウケる。

 3年間、そのオタサーの姫(以下:Ｙちゃん)と一緒のクラスだった。1年目の僕は陰キャで友達も出来ずに同じ中学卒の陰キャ友達とヒィヒィ言うてましたわ。だからＹちゃんのことは顔すら見ずに1年間を終えましたね。

 高2、クラスで陽キャがよくやる陰キャにギャグを振る、みたいなので｢1人膝カックン｣というNMB48の元センター山本彩さんの一発ギャグをパクったらクソウケて陽キャのおもちゃとして過ごせた。人生何が役に立つか分からないので色んな経験した方が良い。

 実習中、Ｙちゃんと同じ班になった時に後ろから見た髪の毛がやたら綺麗で女の子と関わったことがなかった僕はそりゃもう勃起した。めちゃくちゃ。顔はブッサイクだったよそりゃ。ニキビとブツブツ沢山で骨格終わってて眼鏡で笑顔もブスで病み垢持ってて性格もカス。そんな女だったのに、ちんちんが叫びたがってんだよね。

 それ以来Ｙちゃんの髪の毛を目で追うようになった。なんだか分からない感情だった。健全な男子高校生だったからニット越しに膨れてる乳見て勃起するのザラ。キモすぎるだろ死んでくれ俺。

 人間、限られた状況だとなんでも良くなるんだなって。世界には何十億と女の人がいるのにそれしかいないからそれを好きになるという。

 それからずっと好きで可愛くて仕方なくて勃起はしなくなったけど、話してみたいなぁと思った僕はTwitterのリア垢でFFになりＹちゃんがやってることを知っていた刀剣乱舞というゲームを始め、｢刀剣乱舞やってんの！？｣というリプを送りDMで話し、学校でも1、2回その話をした。

 Ｙちゃんも男友達がいなかったから俺と話せることが嬉しかったらしく、会話終わってるのに急に変なDM送ってきたり｢私刀剣乱舞ほんとに好きだから定期的に話そ｣みたいなこと言ってきたり、思わせぶり過ぎて好きになっちゃうでしょうが、、、となっていた。

 直接話すの恥ずかしいから、僕ツイキャスやってたんですよね、リア垢で。 そこでＹちゃん呼んで刀剣乱舞の話したりクラスの話したりしてたんですけど、刀剣乱舞正直めちゃくちゃ飽きちゃって。それでもまんこちゃんは大好きだから｢刀剣乱舞のミュージカル見て！｣って言われたら見たし、ゲームのイベントとかも面白くないけどＹちゃんと同じくらいガチってたんですね。

 それでなんかめんどくさくなった僕は｢性格も顔も終わってる女、腐女子なのに｣というタイトルで通知出してツイキャスをして愚痴ってたんですよね。馬鹿すぎ。それを案の定Ｙちゃんにみられ、それ以来明らかに距離を置かれ死にました。

 今思えばなんであんなことしたんだろうと思った。

 高3、クラス替えしてもＹちゃんと一緒だった。新しいクラスになってＹちゃんはオタサーの姫と化していた。悲しかった、全て。もう無理だった。

 ただただ悲しくて悲しくて。俺の方が好きなのになあとか、許せなかった。見事に囲ってるオタク達がちゃんと全員陰キャだった、俺は負け組だ。五等分の花婿って呼ばれてた裏で。

 もう心がボロボロだった。友達と話してても家に帰っても頭に浮かぶのはＹちゃんのことばかりでしんどかった。告白するのか悩んだけど結果は見えてて。

 いや、見えてなかった。それを理由に告白せずに3年間を終えただけなんだけど。カスだから一生逃げる理由を探してた。

 Ｙちゃんは高校を卒業後、専門学校に進み髪を染めメイクバッチリで遊びの男とか本命の彼氏とか作っててなんか、うん。

 もうＹちゃんのことを好きでもなんでもないけど思い出すと虚無感に襲われ悲しくなる。

 僕は告白する勇気もないのに人を好きなると長期間どんなことをされてもずっと好きな病気だからどうしたら良いのか分からない。

 まあ俺もこんなカスみたいなブログ書いてる男と付き合ってほしくない。俺を選ぶような女と付き合いたくない、プライド激高かよ死ぬわ